【一人暮らしにおすすめ】宅食5年利用者が宅食のメリットから失敗しない選び方まで徹底解説

宅食サービスに興味あるけど、どんなメリットがあるの?

宅食サービスを利用する前に注意することはあるの?

家事ZUBORA薬剤師

これまでの宅食利用経験から実際に感じたメリットや利用する時に失敗しないための注意点を解説します。

  私の記事が読者の皆さんにとって参考になるかの判断基準のために簡単に私の生活スタイルを示します。

筆者の生活スタイル

✔ 薬剤師として働いている30歳独身男性の一人暮らし

✔ 仕事からの帰宅は19〜20時、帰宅後は自己学習や趣味であるフットサルをしている

✔ 居住地は20時以降スーパーも閉まり、営業しているのはコンビニ、ファミレス、牛丼屋、マクドナルド

✔ 自炊は家事の中で一番キライと言うわけではないが、毎日自炊する時間がないため5年前宅食利用を開始

✔ 宅食サービスは栄養バランス、美味しさ、使いやすさなど長期利用を考慮

✔ 現在平日は宅食サービスを利用し、時間のある休日のみ自炊をしている

目次

一人暮らしが宅食サービスを利用するメリット

 一人暮らしの自炊の場合、自炊は調理だけではなく献立を考える、買い出し、片付けと全て一人でやらないといけません。宅食サービスは電子レンジで約5分温めるだけなので自炊の手間をほとんど請け負ってくれます。
 また、主菜+副菜で栄養バランスが整えられており、自炊で同じものを調理しようとすると余計手間が増えてしまいます。食材が使い切れず、食品ロスにより余計なコストがかかる心配もありません。
 そして、食事は毎日しますので自炊を宅食に置き換えることで、私の場合、毎日約1時間追加で自分の時間を持てるようになりました。仕事で忙しい平日の約1時間は非常に大きく、自由な時間を確保できたことで気持ちのリフレッシュができるようになりました。

自炊と外食のいいとこ取り!栄養バランスのとれた食事を手間なく食べられる圧倒的時間効率

 平日の夕食を宅食に置き換えると私の場合1ヶ月で約18時間の節約効果になりました。
 厚生労働省の発表する令和6年全国最低賃金の時給額で換算すると1ヶ月あたり約19,341円(全国加重平均時給額1,055円基づく)の節約効果に相当します。
 総務省の家計調査(政府統計の総合窓口「e-stat」)における令和6年10〜12月単身世帯の平均食費額が約46,302円であることから、宅食利用による時間節約効果は決して小さくありません。

 加えて、現在ほとんどの宅食サービスは管理栄養士が監修し栄養バランスが整っています。「カロリーや糖質を制限したい」、「塩分を控えたい」、「野菜やタンパク質を多く摂りたい」など宅食サービスによって基準は様々ですが、料理が苦手な方や外食が多く栄養バランスが偏りがちの方にとって栄養バランスのとれた食事を手軽に食べられることは健康面でも大きなメリットです。

【体験談】圧倒的時間効率により得られた気持ちのゆとり

 私は宅食サービスを利用するようになって本来持っていた楽しい食事の時間を取り戻すことができました。宅食サービスを利用する前は忙しい仕事の後も、節約や健康的な食事をとるために自炊に努めていました。

 しかしながら、一人暮らしではどんなに忙しい生活の中でも、全ての家事を自分でやりきる必要があります。そのため、仕事が終わった後も帰って自炊をしなければならないことに気落ちしていました。

 その中で、宅食サービスの利用は帰ってすぐに食事にありつける、外食する気力もない時でも自宅で気軽に栄養バランスのとれた食事をとれる、自分で自炊するよりも美味しい食事を食べられるなど、メンタル面でも非常にメリットがありました。

宅食利用初心者でも失敗しない宅食サービスの選び方

 現在、宅食サービスは数十社以上存在するため、初心者がいきなり自分に適した宅食を選ぶのは困難です。そこで、宅食経験者がおすすめする初心者でも失敗しない宅食サービスの選び方を説明します。
 大きく分けて3つのステップになります。”宅食利用で重要視することを明確にする”、”長期利用をイメージする”、”お得なキャンペーンを上手に利用する”、このステップで初心者でも失敗する可能性が限りなくゼロになります。

宅食利用で重要視することを明確にしターゲットとなる宅食サービスを絞る

 まずは、自分が宅食利用で重要視することを明確にすることが大切です。多くの宅食サービスは栄養バランスが整った食事を手軽に食べられるところは大きく違いがありません。その中で、コストの安さ、栄養バランスの基準、味のコンセプトや食べ応えなど宅食サービスによってそれぞれの強みがあります。

 下の図は男女含む年齢20〜59歳の一人暮らしの方に自炊で重要視することのアンケートを取った結果です。宅食サービスの利用についても短時間で作れる以外の要素で宅食サービスに求めていることがあるのではないでしょうか。それが、自分に適した宅食サービスを選ぶポイントになります。そこで、このアンケート結果を参考に宅食経験からコストの安さ、栄養バランス、味・食べ応えの要素でおすすめの宅食サービスをピックアップしました。

出典:社会人一人暮らしの自炊率や頻度は?若者は自炊離れ?(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000070676.html)

冷凍庫のスペースや生活スタイルに適した食数プランや配送間隔があるか確認する

 候補となる宅食サービスが見つかったら、食数プラン(一回あたりの配送量)や配送間隔を確認します。仮に生活スタイルに合わない食数プランや配送間隔の宅食サービスを選択してしまうと宅食が消費できず返って無駄なコストが発生してしまいます。

 宅食サービスは冷凍保存がほとんどのため、冷凍庫のスペースを基準に配送プランや配送間隔を選択しましょう。特に一人暮らしは冷凍庫の容量が小さいため、自宅の冷凍庫に宅食が最大どれくらい保管できるか把握しておくことが重要です。


 参考としてDELIPICKS(デリピックス:左)とnosh(ナッシュ:右)という宅食サービスの宅食サイズを示します。ご覧の通りDELIPICKSでは16食(追加4食ほどの余裕あり)を冷凍庫に保管することができますが、noshでは10食が限界になっています。宅食サービスによってサイズが異なるので気になった宅食プラン毎に確認するようにしてください。

DELIPICKS(デリピックス:左)とnosh(ナッシュ:右)の一食あたりのサイズの比較

DELIPICKS(デリピックス:(左)16食)とnosh(ナッシュ:(右)10食)の冷凍庫スペースの比較

 一方で、配送間隔については初心者の方はまず最長なものを選択することをおすすめします。少なくとも宅食を消費する予定の期間+1週間は配送間隔を空けるよう設定してください。

例えば、2週間で宅食を消費する予定の場合、配送間隔を3週間間隔以上に設定する。

 基本的に宅食サービスの定期配送の停止や解約、メニューの変更は次回配送日の1週間前が期限になっていることが多いです。そのため、初回から宅食を消費する期間と次回配送日を同じタイミングで設定してしまうと仮に自分に合わなくて宅食サービスを停止や解約したい場合、期限を過ぎてしまうおそれがあります。
 
 配送期間は途中からも変更できるので、まずは自分の生活スタイルと比較して配送間隔を余裕を持った設定としましょう。

初心者は食数プランも余裕を持って(食数を少なく)始めるべき?
 食数プランが多い方が一食あたりのコストが安く、継続する場合の配送料や受取の手間を節約できます。
 しかしながら、継続する可能性もそこまで高くないため、まずは小さく始めたい、味の好みが合わないことが心配な場合は食数プランも食数を少なく設定しましょう。
 ただし、初回限定キャンペーンを利用する場合は食数プランを選べない宅食サービスもあるので注意してください。

食数プランも余裕を持って(食数を少なく)設定すべき方
・とにかく費用を安くから始めたい方
・味の好みに合わないことが心配な方

配送間隔のみ余裕を持って設定すべき方
・コスパよく始めたい、継続することがほぼ決定している方
・多くのメニューを試した上で継続するか決定したい方

宅食プランの停止や解約が簡単にできるか確認する

 もし試した宅食サービスが好みではなかったり、いろいろな宅食を試してみたくなったりした時のために、あらかじめ宅食プランの停止や解約が簡単にできるか知っておくと安心です。
 宅食サービスの中にはお試しセットのような単発で購入できる宅食サービスもありますが、ほとんどの宅食サービスが最初から定期購入での申込みになります。
 私が試した宅食サービスでは宅食プランの停止や解約はオンラインで簡単にでき、違約金や手数料がかかるものはなかったのですが、宅食プランによっては違約金や手数料がかかるものがあるので注意しましょう。

停止(一時停止) ・・・プランを再開することが可能。会員情報やポイントが保持されることが多い。
解約or退会・・・会場情報を完全に削除するため、プランの再開や会員情報、ポイントの保持はできない。
スキップ・・・特定の回のみ配送をスキップできる。したがって以降の配送は自動的に行われる。

宅食サービス停止・解約・スキップの方法

ナッシュ
マイページ/アプリから対応可(次回配送予定日の4〜5日前まで)。
※停止後1年以上注文がないと会員ランク(長期利用割引)を失効する。

デリピックス
マイページから対応可(お届け日の前週の日曜日まで)。
※解約後1年以上注文がないと会員ランク(長期利用割引)を失効する。
デリピックスの場合解約は停止と同じ扱い。

三ツ星ファーム
LINE/アプリから対応可(次回配送予定日の6日前まで)。
※マイページからは対応不可。
※長期継続応援プランや冷凍庫プレゼントプランで規定回数未満の停止は不可。
※長期継続応援プランや冷凍庫プレゼントプランで規定回数未満の場合は解約金あり

ワタミの宅食ダイレクト
マイページから対応可(次回配送予定日の6日前まで)。
※停止後2年以上注文がないと会員ランク(長期利用割引)を失効する。

ミールズ
マイページから対応可(次回配送予定日4日前の9時まで)。
※停止後90日以上注文がないとポイントを失効する。

お得な初回限定キャンペーンを利用し実際に宅食サービスを試してみる

 最後に選んだ宅食サービスでお得な初回キャンペーンがあれば積極的に利用しましょう。いずれも初回キャンペーン後にすぐ解約することができます。

 初回限定キャンペーンであれば、一食600円台から試すことのできる宅食サービスがほとんどです。普段外食をしている方は試しに宅食に置き換えれば、その外食費用で十分宅食サービスを試すことができます。

スクロールできます
商品初回限定キャンペーン一食あたりのお得度(送料除く)

ナッシュ
3,000円OFF6食プラン:720円 220円
8食プラン:645円 270円
10食プラン:621円 321円

デリピックス
5食+ごはん1食:2,400円OFF
6食プラン:1,500円OFF
8食プラン:1,900円OFF
10食プラン:2,300円OFF
5食+ごはん1食:5,618円 3,218円
6食プラン:853円 603円
8食プラン:809円 571円
10食プラン:787円 557円

三ツ星ファーム
4,500円OFF14食プラン:819円 497円

ワタミの宅食ダイレクト
2,400円OFF
(800円OFF×3回)
10食プラン:465/564円 385/484円
(3菜/5菜)

ミールズ
1,000円OFF10食プラン:799円 699円

まとめ

 一人暮らしが宅食サービスを利用するメリットから初心者が失敗しない宅食サービスの選び方まで紹介しました。
 一人暮らしの方が宅食サービスを利用する価値は非常に大きく、自炊から置き換えたことで時間の節約、気持ちのゆとりが得られています。

 一方で、宅食サービスを選ぶ際には宅食に求めることを明確にする、冷凍庫のスペース、配送間隔、解約方法に気をつけていれば、失敗を回避できます。

 忙しい毎日の中自炊に頭を悩ませている方にとって宅食サービスは非常にコスパのいい選択です。初回限定割引もあるため、興味のある方は気軽に試してみてください!

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