【体験談】一人暮らしの自炊がコスパが悪いと感じた理由と宅食サービスを利用した時の費用を公開

節約のために自炊しているが、面倒だし苦手だしストレスになっている

自炊をしていたが、仕事が忙しく自炊する時間が足りない
自炊は本当にコスパ良いの?

家事ZUBORA薬剤師

自炊がストレスになっている人やコスパが気になっている人は宅食サービスの利用がおすすめです。体験談を元に宅食サービスがおすすめな理由を解説します。

目次

自炊にストレスやコスパに疑問を感じている方は宅食サービスがおすすめ

 自炊は好きじゃないが節約のためだけにやっている、自炊をしているがストレスを感じたり、自炊のコスパに対して疑問を感じている方は宅食サービスの利用をおすすめします。

 確かに費用面だけを考慮すれば、自炊に勝るものはありません。しかしながら、コスパに関して万人にとって最適解ではないと感じています。
 私は毎日の自炊で自炊が面倒になったり、仕事終わりの自炊で疲弊したり精神的にストレスを感じることがありました。

 そこで、私が一人暮らしの自炊がコスパが悪いと感じた理由について解説します。

理由①:自炊のタスクは調理だけではない

 自炊のタスクは調理だけではなく、献立を考える、買い出しに行く、後片付けをすることも含まれます。特に一人暮らしでは自炊の全てのタスクを自分ひとりで賄うしかありません。

 その上で健康を考えて栄養バランスを考慮するとさらに多くの食材を利用して調理しなければならないため、全てのタスクが複雑かつ仕事量が増えます。

 仕事が忙しいなど時間の確保が難しい方が毎日こなすには体力的にも精神的にも休まりません。料理が得意な方、趣味な方は問題ないかもしれませんが、節約だけを目的に毎日こなすのは難しいと感じました。

理由②:食材が余る、食材の管理が煩雑になる

 一人暮らしでは1食あたりの食材の使用量が少なく、一般的な販売量の食材を購入すると食材が余ってしまいます。

 特に野菜については傷みも早く、冷凍保存できるものだとしても新鮮に食べられる期間は限られます。ひとり暮らしの冷蔵庫には野菜室がないものもあり、食材をムダにしてしまうとかえってコストがかかってしまいます。

 少量に小分けした食材が販売されているものもありますが、一般的な販売量と比較し割高になります。

理由③:栄養バランスが偏りやすい

 食材それぞれの栄養素を考慮し、栄養バランスの整った献立を毎日つくり続けるのは難しいです。また、一人暮らしの場合買い出しが自分の好みに偏ったり、ついつい手軽なメニューに偏ったりしがちです。

 私の場合、食べ応えがあり、手軽にお肉を焼くだけの献立が続き、栄養バランスがかえって悪くなることがありました。栄養バランスの偏った食事が続くと将来健康を損ない、医療費のコストが上がるリスクもあります。

理由④:調味料の管理を忘れがち

 忘れがちなのが、調味料の管理です。私もいざ自炊しようと思った時に使う調味料がなく、やる気がなくなったことがあります。

 栄養バランスを考慮し、いろいろな料理を作ろうとすると調味料も増えがちになります。使用頻度の少ない調味料まで購入してしまうと食材と同じように使いきれず、かえってコストがかかる可能性があります。

宅食サービスのコストを自炊と徹底比較

 自炊を上手に活用できる人ならば、毎日自炊することが最も費用を安く済ませる方法になります。しかしながら、一人暮らしの忙しい方が自炊を上手に活用することは非常に難しいです。

 そのため、私は宅食サービスを部分的に取り入れることが、多くの方にとって費用・健康・時短のバランスが最も良く、コスパのいい選択と考えています。

 そこで、私が実際に宅食サービスを利用した時のコストを自炊と徹底比較します。

一人暮らしの平均食費額の推移

 下図は総務省の家計調査(政府統計の総合窓口「e-stat」)か1ヶ月あたりの食費(単身世帯)を四半期ごとにグラフ化したデータになります。2024年10〜12月の1ヶ月あたりの食費は約46,302円(1食あたり約514円)で過去最高額となっています。

 加えて、直近2年間のデータ(赤グラフ)では年々四半期同じ期間の食費が切り上がり、増加傾向になっています。これは、物価高の影響で食材費の値上げが影響しています。

 

 実際に下図より、代表する食材費は2022年1〜3月期と比較し、2024年10〜12月期は約30%増加しています。(政府統計の総合窓口「e-stat」)物価高は今後も続くため、食費も高騰し続ける可能性が高いです。

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内訳2022年1月〜3月期食費2024年10月〜12月期食費増加率
穀類2,407円3,490円145.0%
魚介類2,013円2,700円134.1%
肉類1,911円2,421円126.7%
乳卵類1,511円1,876円124.2%
野菜・海藻類3,232円4,169円129.0%
果物類1,376円1,859円135.1%
油脂・調味料類1,336円1,727円129.3%

現在の一人暮らしの食費は1食あたり約514円で今後上がり続ける可能性が高い

現在の一人暮らし自炊の平均食費額

 1ヶ月あたりの食費46,302円については菓子類や酒類、外食費が含まれます。仮に外食をせず、菓子類や酒類も買わない場合は1ヶ月あたりの食費が約30,000円になります。したがって、1ヶ月あたりの一人暮らし自炊の平均食費額は30,000〜36,000円が相場になるでしょう。

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内訳2024年10〜12月期食費
穀類3,490円
魚介類2,700円
肉類2,421円
乳卵類1,876円
野菜・海藻類4,169円
果物類1,859円
油脂・調味料類1,727円
菓子類3,402円
調理食品類8,680円
飲料類3,368円
酒類2,142円
外食費10,265円
賄い費202円
合計46,302円

1ヶ月あたりの自炊平均食費額は30,000〜36,000円が相場

宅食サービスを利用した時の食費の実績

 私が宅食サービスを利用した際の実績になります。私の場合平日の夕食に宅食サービスのnosh(ナッシュ)を利用しています。菓子類や酒類を買わない人にとっては宅食サービスを利用しても一人暮らし全体の平均食費額内に収まります。

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朝食昼食夕食1日あたり合計
平日自炊:100円社食:400円宅食:800円1,300円20日:26,000円
休日自炊:100円自炊:300円自炊:500円900円10日:9,000円
合計35,000円/月
外食 or 菓子類 or 酒類:+10,000円45,000円/月

 さらに、宅食サービスでは長期継続利用により、割引で購入できる宅食サービスが多いです。例えば、私が利用しているnosh(ナッシュ)では、長期継続利用により最大割引499円(税込)で利用できるようになります。
 物価高で日々食費が上がっている中、長期継続利用によりお得な割引価格で購入できるのは利用者にとって非常にありがたいです。

宅食サービスと自炊を組み合わせることで一人暮らし全体の平均食費額46,000円以内に収まる可能性がある

宅食サービスを利用することによる時間節約効果

 私は忙しい平日の時間を確保するために宅食サービスを利用し始めました。宅食サービスは電子レンジで温めるだけ、片付けも不要なものがほとんどのため、私の場合、自炊と比較して1日あたり約55分の節約になります。
 厚生労働省の令和6年最低賃金から算出した全国加重平均時給額は1,055円です。そのため、平日のみ宅食サービスを利用した場合の1ヶ月あたり時間節約効果は19,341円に相当します。

宅食サービスの時間節約効果は全国最低賃金加重平均額を元に算出すると19,341円に及ぶ

まとめ

 費用面だけ考慮すれば、毎日自炊することが最も費用を抑えることができます。しかし、私のように毎日の自炊が肉体的、精神的ストレスになっている方も多いはずです。
 自炊のコスパに疑問を感じている方は宅食サービスを部分的に活用することをおすすめします。忙しい毎日の中、自宅に帰り自炊を以外の選択肢があることは精神的なゆとりに繋がります。

 

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